【研究者監修】THCMとは?煙の噂は本当なの?効果や危険性を徹底解説
THCMという成分をご存知でしょうか?カンナビノイド業界で突如現れた成分で今注目されています。この記事では、THCMという成分の説明から、使用したときの効果や安全性・違法性まで紹介します。
THCMとは?大麻を燃やしたときの煙なの?
THCMとはアメリカの業者が作成した、合成カンナビノイドの一つです。ただ、THCMは化学的な正式名称がない異例の成分です。基本的なカンナビノイド成分には、CBDはカンナビジオール、THCはテトラヒドロカンナビノールのように正式名称を元に略称が定められていますよね。
THCMも、いくつかの海外のメーカーが正式名称を公表してはいるのですが、それぞれ名称が違います。ただ共通して言えるのは、THCMは大麻草を燃やしたときに、でてくる煙の中に存在する成分ということです。
海外で行われたTHCMの研究でも、THCMは燃焼した大麻草の煙の中に存在する成分と明記されています。
THCMは大麻の成分ではない?
前述で紹介した通り、THCMは大麻草を燃やしたときに出る煙に含まれる成分ということが分かりましたね。続いて、そもそも燃やす前の大麻草にはTHCMは含まれているのかどうか説明していきます。
2020年に発表された論文によると、THCMはそもそも大麻草に含まれていない成分だということが分かっています。よってTHCMは天然のカンナビノイド成分ではなく、合成された成分だということが分かります。
THCMの効果は?キマるの?
THCMの効果やレビューは日本ではあまり見受けられなかったため、海外のメーカーや業者のレビューを参考に調査した結果、下記の効果が期待されているそうです。
- A社:THCの3倍の効果
- B社:ハイになる効果はない
- C社:精神作用の効果があるかもしれない
業者によって謳っている効果が違うことがわかりますし、曖昧な表現にしている業者もあります。ここまで、謎が多い合成カンナビノイド成分は、過去に例もないです。次にTHCMの危険性について紹介していきます。
THCMの危険性は?
THCMの危険性は、カタレプシーを誘発して、いわゆる筋肉の硬直して他者から動かされるままとなる「強硬症」になる可能性があります。また、THCMについて分析した研究結果によると、下記のように書かれています。
THCMは、まだ研究が未発達のため人間が使うべきではないことが書かれており、十分に慎重に扱う必要がある成分ということがわかります。
RICHILLのCBDリキッドは、大麻取締法及び薬機法に違反しないことを確認し、食品輸入届出と通関を行っています。ノンニコチン・ノンタールのCBD VAPEでチルしてみてはいかがでしょうか?
THCMのまとめ
この記事に書いてあるようにTHCMは下記の特徴があることが分かります。
- THCMは天然で存在しない合成カンナビノイド
- THCMは大麻草を燃やしたときにでる成分
- THCMの効果はまだ分かっていない
- THCMは危険性が高く使用するべきではない
THCMは名前にTHCが含まれてはいますが、THCとは全くの別物ということがわかりますね。THCMについてより研究が行われて安全性が担保されるまでは使用を控えるのが良いでしょう。
#THCM